2021-10-07 農学部附属感染症未来疫学研究センター 水谷哲也研究室「未来疫学」

学生さんが真剣に作業しているワン!
これは、安全キャビネット。
病原体を安全に扱うための装置だワン。
ここは、#農工大 #農学部 附属 #感染症未来疫学研究センター の実験室。
今日は、感染症未来疫学研究センター長の水谷哲也教授の研究室を見せてもらうワン!

写真2枚目は、DNAやRNAのゲノム情報を読むための#次世代シークエンサー。
1500万~2000万のゲノムの断片を一気に読むことができ、人の染色体だったら、だいたい1日くらいで読めちゃうんだワン。
感染症未来疫学研究センターでは、次世代シークエンサーを使って、これまでに多くの未知のウイルスを発見し、世界に発信してきたワン。
その一例が、豚農場で見つけた、異なる科のウイルス同士のゲノムの組み換えによる新しい#ウイルス。
ウイルス同士の#ゲノム の組み換えは、新しい機能を獲得することで病原性が変わったり、別の動物に感染できるようになったりする可能性があって、中でも異なるウイルス科の間でのゲノムの組み換えはとても珍しいことだワン。
今後、ウイルス同士のゲノムの組み換えメカニズムを解明することで、未来に出現するウイルスを予測する方法の確立が期待されているワン。

写真3枚目は、全自動のPCRの装置。2020年3月に新型コロナウイルスの迅速診断のために、工学部の養王田正文教授と一緒に、企業との共同研究で開発したものだワン。
一度に8つの検体を調べることができて、2時間くらいで結果が出るワン。

写真4枚目が、結果のデモデータ。陽性だとこんなグラフが出るワン。

コロナウイルスをずっと研究してきた水谷先生は、新型コロナウイルスの問題の解説などで、メディアにもよく出演しているワン。
新型コロナウイルスは、コウモリなどの野生動物から人にうつったと言われているけど、まだ人が感染したことのない人獣共通感染症は、ほかにもたくさん眠っている可能性が高いワン。
感染症未来疫学研究センターでは、未来に出現する感染症を予測して、これまで後手対応だった感染症対策を先回りする「#未来疫学」を進めているワン。

新型コロナウイルス感染症対策のために、ワクチン接種や治療薬の開発が進められているけれど、水谷先生が注目したのは、サプリや食品での感染拡大の抑制。
感染者が増えると、変異株の出現リスクも高まるので、ワクチンや治療薬を準備している間、感染をできるだけ抑えるのが大事だワン。

水谷先生は、7月に、納豆の抽出液が新型コロナウイルスや牛ヘルペスウイルスI型の感染を阻害することを発表したワン。
納豆菌の作る酵素が、ウイルスの表面のたんぱく質を壊し、感染できないようにするんだワン。
これは、実験室で培養細胞を使って実験したもので、今後、お医者さんと共同で、新型コロナウイルス感染者の唾液中のコロナウイルスにも同じように効果があるか調べるそうだワン。

世界には伝統的な発酵食品がいろいろあって、納豆菌のほかにも、人の役に立つ酵素を持っている発酵菌もいるかもしれないワン。
水谷先生は、他の発酵食品にも研究を展開しているワン。

水谷先生は、日本折紙協会の折り紙講師の資格や、ボタニカルクイリングの講師の資格を持っていて、お部屋には、すてきな作品が至るところに飾られているワン。
写真5枚目は、#折紙 の作品たち。
1枚の紙からできているのが不思議なくらい、複雑な形だワン!
折った後、しわを作ったり、折り曲げたりすることで、味が出て、リアルになるそうだワン。
この日、水谷先生が作っていた最新の作品が、写真6枚目の水色のカブトムシ。
強そうな角!
かっこいいワン!

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