2022-12-09 工学基礎実験「鑑識蛍光色素合成~合成実験~」
今日は、工学部 応用化学科1年生の「工学基礎実験」の様子を紹介するワン。
テーマは「鑑識蛍光色素合成」。
蛍光ペンや、蛍光灯など、「蛍光」って言葉はよく聞くけど、「蛍光」ってどんな仕組みなのかワン?
光刺激や、化学反応、電場などによって、物質がエネルギーの高い状態(励起状態)になったあと、元に戻るときに発する光が「蛍光」。
液晶ディスプレイや、洗濯物を白く見せる漂白剤など、身近なものに応用されているワン。
授業では、まず身近なものに蛍光色素が含まれていることを知るために、身の回りのものにブラックライトを当てて、蛍光の有無や色を観察するワン。
あれ?ハッケンコウケンの顔も、青白く光っているワン。
ということは…蛍光色素が含まれているってこと!?
知らなかったワン。
写真2枚目は、蛍光色素が含まれる物質だワン。
つぎは、蛍光物質の合成実験。
写真3~6枚目のように、蛍光物質であるフェノールフタレインとフルオレセインを合成したあと、写真7、8枚目のようにブラックライトをあてて観察し、液性評価を行うワン。
「フルオレセイン」は蛍光ペンなどに使われているもの、「フェノールフタレイン」酸とアルカリを区別する指示薬として使われるものだワン。
来週は、「鑑識」の実験を紹介するワン!
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