貸与終了に伴う手続きについて
返還について
日本学生支援機構の奨学金は貸与であり、貸与終了後には返還しなければなりません。この返還金は、新たな奨学生へ貸与する奨学金の財源となります。奨学金制度は一人ひとりが奨学生としての責任を果たすことにより初めて成り立つ制度です。
この奨学金制度の仕組みを理解し、自覚と責任をもって約束どおり必ず返還してください。返還期日を過ぎると、延滞している割賦金の額に対し、延滞金(※)が加算されます。延滞した翌月には本人宛に督促の通知を送付し、日本学生支援機構が委託した債権回収会社から電話による督促も行います。また、併せて連帯保証人や保証人への督促?訪問をする場合もあります。
それでも返還に応じない場合には法的処理によって延滞金も含め、残額を一括で支払ってもらうことになります。また、給料や財産を差し押さえることもあります。このようなことが起きないよう、定められた期間内に必ず返還してください。
貸与終了後も大学等に在学する場合や病気?災害等正当な理由により返還が困難な場合には、願出により猶予されます。奨学金の返還が困難な場合は決して放置せず、返還期限猶予等の手続きを行うか、日本学生支援機構に相談してください。
「日本学生支援機構」ホームページ(返還を始める皆さんへ) をご参照ください。?
※「日本学生支援機構」ホームページ(延滞金)
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2024年度末 貸与を終了する方へ
◎今年度貸与終了となる方については、貸与終了時の手続きが必要となります。
機構から「貸与奨学金返還確認票」、「返還のてびき」等が届きましたら、大学メール(***@st.go.tuat.ac.jp)にて通知します。
通知を受けたら各担当窓口で、本学の説明資料「日本学生支援機構貸与奨学金の返還について」及び機構からの重要書類一式を受領してください。窓口で配布された資料や、以下の返還説明会の説明動画を参考にして、必要な手続きを滞りなく行ってください。
【返還説明会】
返還説明会はオンデマンドで実施します。
説明資料を熟読し、以下の説明動画を視聴した後、定められた期日までに「説明受講票」を各担当窓口へ提出してください。
?日本学生支援機構貸与奨学金の返還について(説明資料)(PDF:170KB)
?奨学金の返還(動画)(日本学生支援機構のホームページへのリンク)
?説明受講票(学部)(PDF:69KB)
?説明受講票(大学院)(PDF:61KB)
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在学により返還の猶予を希望する方へ
日本学生支援機構奨学金の貸与を受けていた者が、貸与終了後も学部又は大学院に在学する場合、在学猶予願の提出により在学期間中の返還が猶予されます。
奨学金の返還は、貸与終了の翌月から数えて7か月目から引き落としが始まります。手続きをしない場合、在学中でも奨学金の返還が開始されますので、返還の猶予を希望する場合は必ず手続きをしてください。
手続きはスカラネット?パーソナルを通じて行いますが、詳細は貸与終了に伴い交付される「返還確認票」と一緒に配付する資料をご覧ください。
【対象者】
① 新年度に入学する学生で、以前に奨学金の貸与を受けていた者
② 満期終了後に、休学?留年等で引き続き在学する者
③ 休学?留年等で引き続き在学する者で、過去に申請した在学猶予期間が終了した者
(注)在学猶予の適用期間中の場合、スカラネット?パーソナルの「詳細情報」で「在学猶予期間終了年月」が確
認できます。
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特に優れた業績による返還免除(大学院第一種奨学金貸与者のみ)
在学中に特に優れた業績を挙げた者として日本学生支援機構が認定した者は、貸与期間終了後に、奨学金の全部または一部(半額)の返還が免除されます。
対象者は、日本学生支援機構大学院第一種奨学金採用者で、当該年度中(令和5 年度にあっては令和5 年度中)に貸与期間が終了(退学?辞退等も含む)する者のうち、在学中に特に優れた業績を挙げた場合となります。
具体的な評価項目は、課程の趣旨?目的や奨学生の専攻分野に係る教育研究の特性に配慮し、大学院における教育研究活動等に関する業績及び専攻分野に関連した学外における教育研究活動等の業績それぞれについて、日本学生支援機構の奨学規程に基づき具体的な評価項目を設定し、学内選考委員会がこれらに沿って総合的に評価することで、免除候補者の推薦の選考が行われます。
事前に返還免除内定者となっている場合についても、申請は必要です。
※令和5年度以降に博士(後期)課程及び博士獣医学課程において第一種奨学生として採用された方は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「科学技術イノベーション創出に向けたフェローシップ創設事業」、「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」又は「国家戦略分野の若手研究者及び博士後期課程学生の育成事業(BOOST)次世代AI人材育成プログラム(博士後期課程学生支援)」の支援を受ける場合、本制度の適用対象外となりますので、ご注意願います。
申請期間 : 毎年12月下旬~1月頃
申請方法 : SIRIUSU掲示板で周知
結 果 : 貸与終了翌年度7月下旬頃(機構から直接通知。大学は経由しません。)
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