工学部 総合型選抜 SAIL入試
工学部の総合型選抜「SAIL入試」を紹介します。
SAIL入試の趣旨
本学では、理数系が得意で、課題を解決する資質をもっている意欲的な学生を、すぐれた研究者?職業人へと導くための教育プログラム「SAILプログラム」を独自に開発し、施行しています。
工学部生命工学科では生命工学、生体医用システム工学科では生体医用工学、化学物理工学科では自然科学、機械システム工学科では機械システム工学や自然科学、知能情報システム工学科では情報工学や電気電子工学の分野に関するSAILプログラムに適した入学者を選抜するため、SAIL入試(総合型選抜)を実施します。
SAIL入試では、上記の分野に関して主体的に活動を行った者を対象とし、大学入学共通テストおよび個別学力検査を免除し、活動成果のレポートや面接などの成績、さらに調査書等の内容を主な資料として総合的に評価します。
SAILプログラムの理念
SAILプログラムは、潜在能力の高い理数系志望の高校生に対して、「既成の枠にとどまらず、多分野を統合発展させ、新しい分野を開拓する能力」を養成するために実施されるものです。その教育プログラムには科学者?技術者としての船出(SAIL)に必要な4つの能力、
〈1〉学習力(Study)
〈2〉分析力(Analysis)
〈3〉企画設計力(Innovative Design)
〈4〉論理的発信力(Logical Presentation)
の養成を学士課程1~3年の到達段階として設定しています。これにより、研究者としてだけではなく、革新的職業人として産業界にも嘱望される人材を育成することを目的とします。
出願資格 令和6年度(2024年度)
次のいずれかに該当する者
(1)高等学校(特別支援学校の高等部を含む。)または中等教育学校を卒業した者および2024年3月までに卒業見込みの者
(2)学校教育法施行規則第150条の規定により高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者のうち、次の各項目の一つに該当する者および2024年3月31日までにこれに該当する見込みの者
①外国において学校教育における12年の課程を修了した者またはこれに準ずる者で文部科学大臣の指定した者
②文部科学大臣が認定または指定した在外教育施設の課程を修了した者および2024年3月31日までにこれに該当する見込みの者
③文部科学大臣の指定した専修学校の高等課程を修了した者
④文部科学大臣の指定した者(昭和23年文部省告示第47号)
⑤文部科学大臣が行う高等学校卒業程度認定試験に合格した者および2024年3月31日までに合格見込みの者で、2024年3月31日までに18歳に達する者
⑥本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、2024年3月31日までに18歳に達する者
出願要件
次のすべてに該当する者
(1)学習成績が優秀な者
志願者評価書(生命工学科と生体医用システム工学科と化学物理工学科志願者のみ提出)は、学校長が発行して厳封されたものを提出してもらいますが、学校ごとに提出できる志願者の人数は特に制限しません。
(2)本学生命工学科、生体医用システム工学科、化学物理工学科、機械システム工学科、知能情報システム工学科における勉学を強く志望し、第一志望とする者
(3)最終合格した場合は必ず入学することを確約できる者
募集人員
学科名 | 募集人員 |
生命工学科 | 7人 |
生体医用システム工学科 | 6人 |
化学物理工学科 | 4人 |
機械システム工学科 | 5人 |
知能情報システム工学科 | 7人 |
選考基準、選抜方法?
生命工学科
選考基準 | ①ライフサイエンスとその応用への興味?好奇心を有するか ②実験結果や客観的事実をもとに、論理的な筋道により結論を導くことができるか ③質疑応答において、質問を正しく理解し、自分の考えをわかりやすく伝えることができるか |
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選抜方法? | 第一次選考 | 以下の内容について総合的に判断して、書類選考を行います。 ?志望理由書 ?特別活動レポート:自然科学に関するもの ?調査書 |
第二次選考 | 特別活動レポートの内容に関するプレゼンテーションとその内容に関する質疑応答を含む面接を実施し、理科に関する基礎学力と論理的な思考力、さらに潜在的な能力を総合的に評価します。 |
生命工学科紹介は、こちら をご覧ください。
生命工学科ウェブページは、こちら をご覧ください。
生体医用システム工学科
選考基準? | ①受験者の科学やものづくり、およびその生体医用応用への興味?好奇心がうかがえるか ②結果から結論に至る筋道を論理的に組み立てることができるか ③質疑応答において、質問を正しく理解し、自分の考えをわかりやすく伝えることができるか |
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選抜方法? | 第一次選考 | 以下の内容について総合的に判断して、書類選考を行います。 ?志望理由書 ?特別活動レポート:科学やものづくりに関するもの ?調査書 |
第二次選考 | 特別活動レポートの内容に関するプレゼンテーションとその内容に関する質疑応答を含む面接を実施し、特別活動に対する理解と論理の進め方、ならびに、物理学と数学に関する基礎学力、理工学全般にかかわる潜在的な能力を総合的に評価します。 |
生体医用システム工学科紹介は、こちら をご覧ください。
生体医用システム工学科ウェブページは、こちら をご覧ください。
化学物理工学科
選考基準 | ①受験者の自然や技術への科学的な興味?好奇心がうかがえるか ②結果から結論に至る筋道を論理的、数理的に組み立てることができるか ③自分の考えが正しく伝わるように自分の言葉でわかりやすく説明できるか |
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選抜方法? | 第一次選考 | 以下の内容について総合的に判断して、書類選考を行います。 ?志望理由書 ?特別活動レポート:自然科学に関するもの ?調査書 |
第二次選考 | 特別活動レポートの内容に関するプレゼンテーション(10分)とレポートおよびプレゼンテーションの内容に関する質疑応答(20分)を含む面接を実施し、特別活動に対する理解や論理の進め方など、自然科学に対する潜在的な能力を総合的に評価します。 |
化学物理工学科紹介は、こちら をご覧ください。
化学物理工学科ウェブページは、こちら をご覧ください。
機械システム工学科
選考基準 | ①受験者の機械システム工学、あるいは自然科学への興味?好奇心がうかがえるか ②数学及び物理の理解に基づき問題解決に至る道筋を示すことができるか(数学、物理の基礎的な学力を有しているか) ③自分の考えを論理的に、筋道をたててわかりやすく説明できるか |
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選抜方法? | 第一次選考 | 以下の内容について総合的に判断して、書類選考を行います。 ?志望理由書 ?特別活動レポート:工学、もしくは自然科学に関するもの ?調査書 |
第二次選考 | 特別活動レポートの内容に関するプレゼンテーションとその内容に関する質疑応答を含む面接、および数学と物理に関する試問を実施し、特別活動に対する自発的な取り組み方、理解と論理の進め方、数学と物理に関する基礎学力など機械システム工学と自然科学にかかわる潜在的な能力を総合的に評価します。 |
機械システム工学科紹介は、こちら をご覧ください。
機械システム工学科ウェブページは、こちら をご覧ください。
知能情報システム工学科
選考基準 | ①課題を体系的に捉え、システムを設計し実装する能力を身につけているか ②物事を論理立てて思考し、問題解決に至る道筋を示すことができるか ③自分の考えを論理的に説明することができるか |
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選抜方法 | 第一次選考 | 以下の内容について総合的に判断して、書類選考を行います。 ?志望理由書 ?特別活動レポート:情報工学や電気電子工学に関するもの ?調査書 |
第二次選考 | 特別活動レポートの内容に関するプレゼンテーションと、その内容に関する質疑応答を通した問題解決能力や論理的思考力の確認および数学に関する基礎能力の確認を含む面接を行い、特別活動に対する理解や論理の進め方など、情報工学や電気電子工学に対する潜在的な能力を総合的に評価します。 |
知能情報システム工学科紹介は、こちら をご覧ください。
知能情報システム工学科ウェブページは、こちら をご覧ください。
SAIL入試に関するQ&A
SAIL入試に関するQ&Aは、こちら をご覧ください。
SAIL入試出願の流れ
7月中旬 | 募集要項発表 窓口、郵送配布 (ホームページを閲覧し請求してください) |
9月上旬 | SAIL入試出願 |
9月中旬 | 第一次選考結果通知日 |
9月下旬 | 第二次選考(最終選考) |
11月上旬 | 合格発表 |
総合型選抜「SAIL入試」の詳細は、必ず 総合型選抜学生募集要項 で確認してください。
SAIL入試紹介パンフレットは、こちら をご覧ください。